夏は終わりに向けて時間が進んでいくのに、今年のこの暑さはいったいなんなんだろう。
でもスタジオの外から娘がプールではしゃぐ声が聴こえて来るたびに、ほんの少し暑さなんて忘れてしまう。
この夏は楽しかった子供たちと一緒に歌を創るキッズサーキットの創作プロジェクト、
『絵本をうたおう』コンサートなどイベントが目白押しで気が付いたら8月も下旬。
9月に行われるセプテンバーコンサートまでの間の少しの時間を娘と家族と一緒に。
先日、久しぶりに再会した池間史規さんと少しの時間いろいろ語り合えました。
池間さんと前回合ったのは10年前! 10年間お互いに色々なことがあって、何から話せばいいか最初は戸惑ったんだけれども、10年経ち、まだお互いに音楽をやれていることへの感謝、そしてお互いにまだこれからも音楽で生きて行くことへの希望を語り合えた時間になりました。
スタジオに帰っていつもの仕事部屋に座り、これまで自分が造ってきた音楽、そして関係したミュージシャンたちの事なんかを考えながらふと頭に浮かんだこと。
それは自分の名前を付けてくれたおばあちゃん。
一樹という名前。
一本の大きな木になって、その木に鳥たちが集まり、果実がなり、日差しの暑いときには木陰で休む人がいて、雨降るときには雨宿りをする人がいて、そんな大きな一本の木になるように、と
自分の名前を付けてくれました。
今の自分はそんな木になれているかな。。
まだまだ全然小さな細い木でしかないかなあ、などなど。
自分が音楽と生き初めてからよく心に思うこと。
音楽で音楽を嫌いになったらダメだ。
音楽で人を傷つけるような事をしたらダメだ。
この”音楽”という言葉を違うそれぞれの職業種に置き換えてみるとよく分かると思います。
いろんなミュージシャンと今まで出会い、今までやって来ているのだけれども、中には人から傷つけてられていたり、または知らず知らずのうちに人を気づ付けていたり。
自分の心の中で自分にストレスが掛からないように、相手を尊重しすぎて、それ以上のものは望まない、諦める。という自分の心のギヤチェンジが上手くいってなかったこともあったんじゃないのかな、。
でも音楽家として音楽を造りだし、人に届けるのが自分の職業。
空気の中にある感情、気持ちを掴んで音にしていくこと。
もっともっと自分ファーストな耳で自分の心の声に耳を澄ませ、自分の聴こえる音にもっと注意しながら自分の曲を作っていきたい。
『自分に出来ることを自分のやり方で』
簡単そうだけどなかなか気が付かないうちに忘れてしまうことだと思います。
May all your dreams come true.. 高見澤一樹/Tremolo Earth
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